永久歯の本数が少ない場合は歯並びに影響があるの?
皆さんは人間の歯が何本か知っていますか? 親知らずを除いて乳歯列なら上あご10本、下あごが10本の合計20本で、永久歯列なら上あごに14本、下あごに14本の合計で28本あります。(親知らずを除く) 私たちは28本の永久歯を生きている間使い続けることになりますが、この間にむし歯や歯周病、歯が割れてしまう、歯科矯正を行う時に抜く、など歯を失ってしまうこともあります。 しかし、大人でも全員が28本存在するとは限りません。親知らずが人によって0本〜4本あるように、元々永久歯が28本に満たない方もいます。 今回は永久歯の数が足りない状態についてお話ししていきます。 1永久歯が生えてこない原因は?予防方法はあるの? 本来生えるべき永久歯28本の中で、1本以上歯が足りない状態を歯の先天性欠如(せんてんせいけつじょ)、略して「先欠」とよばれています。 原因としては、歯がつくられる時期になにかの障害がありできなかった、歯の細胞が増えなかったことで起こります。 歯が多く存在していない場合は、遺伝の影響や全身の病気、ホルモン分泌の異常などが考えられます。 ただ、永久歯