子供の歯並びが悪くなる原因は遺伝だけではありません

最終更新: 2020年12月26日

はじめに

歯並びが悪くなることには原因があります。歯列不正原因の多くがあごの成長不足です。幼児期や学童期のあごの成長不足は、将来大人の歯が正しく生えるのに必要なスペースを不足させてしまう場合があります。

1あごが正しく成長できない理由は遺伝だけではありません


現代の子供の4人に3人は歯並びに問題があるといわれています。昔は歯並びが悪くなる原因は「遺伝」が多いと考えられてきましたが、現在では成長期におけるあごの発育不足も大きな原因です。

2遺伝以外のあごが正しく成長しない原因は


①舌の位置が間違っている


歯を動かすには約1.7グラム(一円玉1.7個分)の力が必要です。舌には最大500グラムの力があります。舌は上のあごに正しく収まることで、あごの成長を助けてくれます。

しかし、舌が下がっていると、あごは正しく成長することができません。


②口で呼吸している・鼻で呼吸ができない


口呼吸が癖になると舌が上のあごに定着しづらくなるため、結果的にあごがうまく成長しない原因になります。鼻詰まりなどで口呼吸になっているお子様は早めに耳鼻咽頭科に受診することをおすすめします。

③間違った飲み込み方をしている


正しい飲み込み方は舌が主役です。間違った飲み込み方は飲み込む時に、唇やほほ、顔などが不自然に動く、舌の動きが悪い、口をあけて飲み込むことなどを指します。間違った飲み込み方は異常な筋肉の動きをすることであごの成長に悪影響を与えます。

1〜2回ではあごの成長に影響はないですが、ヒトは1日の飲み込みの回数が平均約600回あるため、これが1週間続けば約4200回、1年続けば約22万回も行うことになるので、異常な筋肉の力であごの成長に影響がでることがあります。

3あごを正しく成長させる方法


①MFT(筋機能療法)を実践する


2で紹介した原因についてはMFTと呼ばれる口腔周囲筋のトレーニングを行うことで、正しい筋肉の使い方へ近づくことができると考えられます。


②筋肉を利用した矯正装置を装着する


ビムラーやマイーブレース(トレーナー)などの矯正装置は、口腔周囲筋を使った矯正装置です。MFTと組み合わせることによって、より矯正装置としての機能を有効利用できると考えられます。

4まとめ


①歯並びが悪くなるには原因があり、その1つに成長期におけるあごの発育不足がある


②舌の位置、口呼吸、間違った飲み込み方はあごの正しい成長に影響を与える


③筋肉を利用し、あごの正しい成長に近づけるための矯正方法がある



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