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【歯科医師監修】セルフホワイトニングは白くならない?歯科医院との効果・料金・安全性の違いを徹底比較!

はじめに


目次▼


ホワイトニングの疑問

「とにかく安く歯を白くしたいからセルフホワイトニングにしようかな?」 「でも、本当に白くなるの? 歯医者さんと何が違うの?」


そんな疑問をお持ちではありませんか? 結論から言うと、歯科医院とセルフホワイトニングは「白くする仕組み」そのものが全く別物です。


この記事では、歯科医師の視点から、意外と知られていないホワイトニングの起源や、医療機関だからこそできる「歯を強くするホワイトニング」のメリットについて、分かりやすく解説します。



ひと目でわかる!歯科医院 vs セルフホワイトニング比較表


忙しい方のために、まずは主要な違いを一覧にまとめました。


歯科医院とセルフホワイトニングのホワイトニングの違い

「漂白」ができるのは歯科医院だけ!その理由は?


セルフホワイトニングやエステで使用される薬剤には、歯の内部の着色を分解する「過酸化水素(歯科医院で行うホワイトニング用)」「過酸化尿素(ホームホワイトニング用)」などの成分が含まれていません。これらは法律(薬機法)により、歯科医師のいる医療機関でしか扱えないためです。


歯科医院→歯の内部まで浸透し、黄ばみを「無色化」する。

セルフ→ 表面の「ステイン(汚れ)」を浮かせて落とす。


歯科医が教える!ホワイトニングの「隠れ健康メリット」


実は、ホワイトニングは単に見た目を整えるだけではありません。もともと「歯周病予防」の研究から発展した背景があり、お口の健康にプラスの効果をもたらします。


  1. 強力な殺菌作用


主成分である過酸化水素は消毒薬と同じ成分です。むし歯菌や歯周病菌を殺菌する効果があります。


  1. 歯を強くする(再石灰化の促進)

ホワイトニング後の歯は、フッ素などの有効成分が浸透しやすい状態になります。これにより、施術前よりもむし歯に強い「強い歯」を作ることが可能です。


  1. 隠れたお口の中の病気の早期発見


施術前の診査で、自分では気づかなかった虫歯や歯周病、歯の亀裂を見つけることができます。


知っておきたいリスク:個人輸入や「グレーな店舗」の危険性


「安さ」に惹かれて海外サイトから薬剤を個人輸入したり、歯科医師のいない店舗で施術を受けることにはリスクが伴います。


  1. 日本人の歯には強すぎる

 

海外製の高濃度薬剤は、エナメル質の薄い日本人には刺激が強すぎ、激痛や歯ぐきのただれを引き起こすことがあります。


  1. 法的リスク


歯科医師の指示がない場所で歯科衛生士のみが施術を補助することは、違法性が高い行為です。万が一のトラブルの際、適切な処置が受けられません。



まとめ


  1. 歯科医院は歯を内部から「漂白」するが、セルフは表面の「汚れを落とす」だけである。


  2. 漂白成分「過酸化水素」「過酸化尿素」は薬機法により、歯科医師のいる医療機関でしか扱えない。


  3. 殺菌作用で虫歯・歯周病を予防し、フッ素浸透を高めて「強い歯」にする効果がある。


  4. 歯科医師による事前の診査で、自分では気づけないむし歯や歯の亀裂を発見できる。


  5. 個人輸入や非医療機関での施術は、日本人には強すぎる刺激や法的トラブルの危険がある。



この記事を書いた人


静岡県菊川市のかわべ歯科院長兼理事長で歯科医師の川邉滋次です。

医療法人社団 統慧会 かわべ歯科 理事長 川邉滋次



参考文献


1. 大前正範 他. ホワイトニング前後における歯質への着色量の変化に関する研究. 日歯保存誌; 50 : 675-680, 2007.


2. 相馬 親良. 歯のホワイトニングと外来性色素による後戻り現象に関する実験的研究. 奥羽大学歯学誌. 30(4), 289-302. 2003.


3. 近藤 惇,金子 潤.ホームホワイトニングにおける副作用発現状況の検討 知覚過敏症状および歯肉疼痛について.明倫短期大学紀要 ;14 :37−42. 2011.


4. 宮崎真至, 高見澤俊樹.ホワイトニング中の患者さんに「しみる」と言われたら.歯界展望 18:42 -426, 2011.

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